一つ覚えて、謎は深まる
新年になって、壁のカレンダーを2006年のものに交換した時。
「えーーーー!なんで12から1にしちゃうのーーーー?」
と、サトル絶叫。うむ…確かに。せっかく100までいえるようになったのに、何で1に戻るんだよ?って思うよね。どう説明していいか分からないので、
「だって、13月、14月にしちゃうと、いつまで経っても
サトルの誕生日が来なくなっちゃうでしょ。
サトル5歳になれなくなっちゃうよ?」
と、苦しいことを言って逃げる私。
今日は今日で、テレビ画面の左上に表示されたデジタルの時計を「6・16(6時16分)だって」なんて話していた時。多分、ニュース原稿で「容疑者●● 60歳」なんて読み上げたのだと思うけれど、
「サトルはね。60歳になったら、また0歳に戻るんだよ」
と言い出した。あまりに唐突だったので理由を尋ねると、
「とけいは60ぷんになると、また0ふんになるもん」
と答えた。色んなことを覚えて、そこから色んなことを考えるようになったんだねぇ。子どもの発想ってホントに自由で柔軟性があるんだなぁと思う。