ゲロリンガー
サットンの学校から、
「気持ち悪いと言っているので迎えに来て」
との電話があった。
「吐いてはいない。」
「保健室だと緊張しちゃうらしくて休めないので教室に居る」
「給食は食べてない」
という情報だったんだけど、教室に迎えに行ったら、私の顔を見たことで安心しちゃったらしく…その場で嘔吐。朝からなんとなく気持ち悪くて、ずっとガマンしてたみたいだった。
私は、ヒーとなって、吐いた瞬間慌てて教室に入って行ったんだけど、何も持たずに迎えに行ってしまったのでオロオロするのみ。子どもたちの方が慣れた感じで、サットンの隣の席の子に
「○○、そっち見るなよ」
「○○、保健室に消毒セットを取りに行け」
などと、いろんな指示が飛んでいた
。
みんな、友達が吐いた場合に何をすべきか良くご存知ね…。先生も、手馴れた感じでバケツとトイレットペーパーをサットンに手渡してたけど。私なんて、アタフタして終わったよ。
帰り際、マスクを二枚重ね、慌てて白衣を着ながら教室にやってくる保健室の先生とすれ違った…。
「保健室だと、横にならずにすぐに起き上がってしまって。
元気になったから教室に戻したんです」
と言われたんだけど。保健の先生は年輩で、白髪で、短髪で、女性だけどなんとなく男みたいな人だった。う〜ん、なんか、あれはちょっと緊張しちゃうかもな…。保健室の先生のイメージを裏切られる感じ。
帰り道、サットンを元気付けるため、
「大丈夫!気持ち悪い時は吐くのが一番!
吐くとすっきりするでしょう?ガマンしても治らないしね(^^)
お母さん、先週飲みすぎて夜中に3回吐いたけど、
朝になったら元気だったよ」
と、励ましたら、フッと鼻で笑われたよ…
サットンは、吐いてすっきりしたのと、安心したのとで、安眠中。寒いと言ってたから、これから熱があがるかも知れないナァ。
今週金曜は、スイミングの進級テスト。
週末はスキー。
さて、スケジュール通りに行くかしらねぇ。