なくなる
先月、サットンのベイブレードがなくなったことは書いた。その時は、結局見つからずじまいで、
「今度からは、置きっぱなしはやめよう」
「必要なものだけお持ち歩こう」
と、いろいろ話し合って終わった。
が、昨日、またなくなった。
サットン+友達6人で遊んでいた時のことだった。サットンが、ベイランチャー(ベイを回す道具)を忘れたので、家に取りに帰り、戻ったらもうなくなっていた、という。
絶対、その6人の中の誰かに決まってるじゃん!
子どもたちも、みんなで全員のベイの入れ物とポケットをチェックしたという。でも、1人だけ、ベイの入れ物は持ち帰ってしまった子がいて、しかもその子は、
「お父さんの」
だと称して、"ポケット"からサットンが無くしたのと同じベイを出したそうだ。
帰宅後、大泣きするサットンを連れて、怪しい子の家に突撃訪問。
でも、収穫はなし。
家に行った時にお母さんが出てこなかったので、帰宅後電話して事情説明。全然、関心がなさそうなお母さんは
「家にはないと思います…」
というので、
「土曜日に出たばかりの新しいベイなんですけど、
お宅の息子さんも同じモノ持ってるるんですよね〜
今日、うちの子も○○君も、見せてもらったって言ってますよ」
と告げてみた。
お母さん、そこでようやく言葉に詰まる。
「ちょっと、子どもに聞いてみて、見つかったら連絡します」
と、電話が切れる。
夜に、その怪しい子のお母さんから電話が来た。
やっぱり、その子が犯人(という言い方は嫌だけど)だった。
でも、ベイは、自宅に持ち帰っておらず、学校の花壇に隠した、という。
「花壇のところに隠した、と言ってるんですけど…
自分の子のことを言うのもなんなんですが・・・
ウソを付くんです…。
なので、なかった場合は、お金で弁償を…
明日、子どもと一緒にうかがいますので…」
だそうだ
なんだそれ
金で解決か?
結局、翌日、校庭の、証言とは別の場所でベイは見つかったのだけど。雪が積もった翌朝だったから、シールは全部ふやけて剥がれていた。でも、雪が積もっていたから、他の関係ない子に見つかることもなく、サットンのベイを探してくれた友達が発見できたのかも知れない。
その相手方の子は、下の子2人を連れたお母さんと一緒に謝りに来た。サットンは居なかったんだけど(遊びに行ってしまった…)私がその子に直接、何故盗ったのか理由を聞き、そういうことをしてはいけないことをちゃんと話すことが出来た。お母さんは、静かに聞いていたけれど、どこか他人事というか…息子が勝手にやったことなので…という感じだった気がする。
結局、下の子に手がかかるので、お兄ちゃんには干渉していなかった、とのことなのだろう。もしかしたら、関心を持って欲しかったのかも知れない。
でも、弁償品ではなく、息子がお年玉で買ったベイそのものが手元に戻ったから、まぁいいか、と思って、きつく話したりするのはやめた。今後も一緒のクラスで、学校で学んでいくわけだからね。
ほんと、2年生でもうこういうことがあるんだな〜。イヤだな〜。