だんの生活(リターンズ?)

お酒はたしなむ程度にしたいアラフィフです

インフルエンザ

新居に引っ越して、アパートの掃除やら新居の片付けやらで忙しくしている間は大丈夫だった。引っ越した翌週末の「入居者見学会」の時も元気だった。


が、その日の夕方に友達夫婦が遊びに来た時にサトトンの様子が急変。「気持ち悪い」と言い出した。吐き気はするけど吐けない・・・・・・そんな状態がずーーーーーーっと続き、クリスマスもケーキ&ごちそうなし。正月の帰省中もずっと「気持ち悪い」の連続で、ようやく新学期という頃に食欲が復活した。


そして新学期。


元気に給食も食べられて、ようやく一安心♪と思った矢先、今度はインフルエンザになった(泣)最初は熱もなく、ノドが痛いという話だったので、普通の風邪薬を処方された。が、翌日発熱。インフルエンザと診断された。




ちなみに、平熱になった今だから笑って話せるけど、インフル初日はこんな感じで大変だった。


それは、リビングで寝ていたサトトンを自分の部屋に寝かせた30分くらい後のこと。突然、


「わぁ!」


と驚いたような声で叫んでいるのが聞えた。リビングにいた私と寝室の隣にいたクマプーの2人でびっくりしてかけつけると、サトトンはベッドに座ってちょっと泣きそうな感じ。ちょっと心細そうにしていたけれど、またベッドに寝かせてあげると、「お母さんも一緒に寝るほうが良い」と言うので添い寝。


その時にサトトンが


「壁の模様に驚いた。ひげみたいなのが生えてるんだもん。」


と言っていたけれど…。我が家の壁は、シナベニヤで、薄い木目しかないので「?」という気持ちになりながらひとまず寝かせた。…ところで、ひげって何?どこ?


そしてまた数十分後、またサトトンが起き上がったんだけど、今度は見るからに様子が変!


ワナワナと震えながら何かを話して居るんだけど、日本語じゃない!訳の分からない言葉を一生懸命話してるんだけど、意味不明!あっけに取られてクマプーと私が固まっていると、今度は叫びながら泣き出した。


飛び降りたとか、転落したとかいうニュースが脳内をかけめぐったので、このまま1人で歩かせると危ない気がしたので、とりあえず抱き上げてみたけれど、とにかく泣いてばかり。寝ぼけているのか、うなされているのか分からないので、とりあえずリビングへ移動。それでもサトトンは何かに怯えた様子で、ずっとびくびく震えてばかり。


心配してクマプーが近づくと、
「ごめんなさい、ごめんなさい」
と泣きながら連続で言い続ける始末。私は抱っこしているから顔が見えないし、一体サトトンに何が起こってるんだろう?と不思議な気持ちでいっぱい。クマプーはサトトンの行動にかなりショックを受けていたみたいだけど、自分が居ない方がいいと思ったらしく、退散。


その後もサトトンは、幻覚が見えてるのか、あらぬ方を見て訳の分からないことを口走ってばかり。一応話し掛けて目を覚まさせようとしてみたんだけど、その返事が


「このままじゃ、友達と遊んじゃうよ〜」
「鏡は強い。強すぎるよ。」


という内容。今、こうして冷静に書くと「なんじゃそりゃ」なことばかり話してるんだけど、その瞬間は「何言っちゃってんの?何かとりついてるの?」と、とーーーっても怖かった。どうすることも出来ず、自分とサトトンを落ち着かせるために大げさなくらい深呼吸。


すると。それに合わせてサトトンも黙って深呼吸を始めた。なんか、よく分かんないけど、効果ありだったみたいで、サトトンの混乱は鎮静化。まだ、ちょっとビクビクはしていたけれど、1人でトイレにも行けた。


その後で「お名前は?」と話しかけると、落ち着いてフルネームで答えていたし、普通にお茶飲んで何事もなかったように寝た。アイスノンが気持ちよかったのか、その後は朝まで起きることなくグッスリ就寝。


その後は、私がサトトンの横に添い寝し、クマプーは転落防止のために吹き抜けの隣で寝たんだけど、クマプーはなかなか眠れなかったみたいだし、私はちょっとでもサトトンが動くとビクッとなって目が覚めてしまった。


後でクマプーが調べたところによると、サトトンのような行動はインフルエンザにかかった子供にはよくあることみたい。普段熱を出さないだけに、熱に弱いのか?改めて、インフルエンザって怖い!と、今回思ったよ。


やっぱ、健康第一だなぁ!