帰省8日目

大曲の花火を見に行った。これは、夏休み恒例の行事。サトトンは、おなかの中に居る時から花火の音を聞いていた。今年も楽しみにしていて、雨が降るのかどうかをとても心配していたサトトンだったよ。

一昨年、「うごいちゃうよ〜(T_T)」が始まってしまい、さじきを途中で退出。去年は怖気づいて親戚宅の畑に作った「マイ桟敷」で鑑賞。今年は打ち上げ会場の桟敷にリベンジとなった。あいにくの雨。厚着をして上下カッパを着て…と、装備は結構充実していたのに、ウッカリ母さんの私はサトトンの長靴を忘れてしまった。まさか、こんなに寒い日が続き、雨が続くとは思っていなかったんだモノ(泣)

会場に着くまで雨。始まってからは小雨がぱらつく程度だったけど、十分寒かったと思う。寒さのあまり、桟敷に残るか、親戚宅に帰るかも悩んでいたんだけど、それでも
「寒いけど、花火が見たい」
と訴えていたサトトン。
その、見たい花火が「大会提供」という大規模な花火ではなく、一番最後の「早打ち（尺玉30連発）」であるところが、サトトンの「通」な部分だよなぁと、クマプーと2人で笑ってしまった。あまりにも悩んで悩んで、涙をぽろりとこぼしているところも、いかにもサトトンという感じで、これまた笑ってしまった。

結局、最後の一発まで(笑)サトトンは桟敷で見て、ちゃんと花火師さんたちへのに懐中電灯でありがとうの挨拶もして、自力で帰ってきた。雨に濡れて、中までグチョグチョの靴も文句も言わなかった。それくらい、花火が大好きなんだと思う。さすがは胎教(笑)

今年は、子どもはサトトンだけだし、集まった親戚もほとんど居なくて、寂しい限り。でも、サトトンは来年も花火が見たいんだってさ。やっぱ、行かないといけないよね〜。