だんの生活(リターンズ?)

お酒はたしなむ程度にしたいアラフィフです

参観日

今日は、参観日で親子一緒に登園だったので、サトトンはメソメソすることなく元気に幼稚園へ。なんだかんだ言って、楽しそうに友達と話したりしてるので、メソメソしてるのはほんの一瞬なんだろうなぁって思いながら様子を見ていた。


園庭で体操をしたり、運動会でやった「デカパンリレー」を親子ペアでやったり、教室でカルタ取りをしたり。サトトンは、私の前でカッコいいところを見せたかったのに、カルタが思うように取れなくてちょっと泣いてた。私は、「やっぱ、サトトンって泣き虫なのかな」って心配になったんだけど、隣に居たお母さんには、「悔しくて泣くくらい、うちの子にも根性が欲しい」と言われた。受け止め方って、いろいろなんだなぁと思い、サトトンの悔し泣きは許してあげようかなって思うことにした。


カルタ取りは、子供たちの普段の性格が見えてとてもおもしろかった。参観日では、ママの前なので甘えん坊になったり大人しくなったりするんだけど、こういう競争物になってまでは隠し切れないのが子どもだよね。

先生が離れて待たなきゃダメだよって言ってもズルしちゃう子、
人を押しのけて取る子、
周りがみんなで「取ったのは●●ちゃんが先だよ」と言ってるのに譲らない子、
周りの勢いに負けてカルタが全然見えない位置にしか立てず泣いてる子、
みんながお手つきする中、じっくり見て、端っこのカルタを取る子、
一枚取ったら満足して、参加するのをやめちゃう子、
カルタを取ったら大げさにアピールする子、
めちゃくちゃになったカルタを、いちいち直さないと気がすまない子、
思うように取れなくて泣く子(サトトンだ!)

本当におもしろかった。こうやってもまれていくうちに、強くなっていくのかな。いろんな子が居るからいいんだよね。これで折り目正しく、先生の言うとおりな子ばかりいると、大人はラクだけど、きっと子どもにとってはつまらない幼稚園生活なのかも知れないなぁ。



「みんなちがって、みんないい」(「私と小鳥と鈴と」金子みすヾ)なのだと思って子育てしていこうと思う。