伸び伸び…

赤ちゃん時代からスイミングに通っていたけれど、サトルの意志はあんまり関係なくて、親の都合だった。だからサトルは、「なんだか楽しいかも」⇒「いやだーーー（号泣）」⇒「うん、やっぱ楽しいかも？」みたいなサイクルをずっと繰り返していて、「泳ぐのは楽しいけど、おかあさんと離れたくない」というスタンスでスイミングに通いつづけてしまっていた。

でも、もうそろそろ大丈夫……？

夏休み中に、浮き輪なしで泳ぐ自信をつけ、いざとなったらお母さんも一緒に泳げるんだという安心感も得て、そしてコーチが言うことを理解して練習出来るようになって、進級して。8月中にそんな経験をしたことで、スイミングに行こうと誘っても暗い顔をしなくなった。体操場にコーチが現れると私にしがみついていたのに、ぴょんぴょん飛んで行っちゃって(笑)私を振り返りもしなくなった。

同じ幼稚園の友達が1人一緒なので、それも心強いのかも知れない。スクールが終わったら、観覧席でみんなでおやつを食べることにしたので、それが楽しいのかも知れない。コーチや同じコースの子と上手にコミュニケーションが取れるようになったのかも知れない。

はっきりした「これ！」って理由はないけれど、サトルの中でスイミングが楽しくなってくれて本当に良かった。お世辞にも「運動神経バツグン」とは言えないサトルなんだけど、何か一人自信が持てるものが出来てくれたらいいなと思う。