だんの生活(リターンズ?)

お酒はたしなむ程度にしたいアラフィフです

泳ぐサトル

今日は、暑そうだったので庭でのプールはやめて市民プールへと出かけた。だって、ビニールプールで楽しいのはサトルだけで、私は滝のように汗を流して側に居ることしか出来ないんだもの。そういうわけで、自転車で汗だくになりながらプールへ。


最初は、普通の丸い浮き輪を使わせていたんだけど、日ごろスイミングで自由に泳いでいるサトルには、丸い浮き輪は邪魔で仕方なかったらしい。ブーブー文句を言うので、スイミング用の両腕につけるタイプの浮き輪に変更。最初はその状態でウキウキ泳いだり、顔水につけた状態で「おだんご」とか言いながら丸まったりしていたんだけど、途中で足がプールの底に届くことに気づいたら、浮き輪を外すと言い出した。


浮き輪を外しても、ちゃんと顔は出る。最初は波に負けないようにジャンプしたり、私につかまって泳いだりしていたのだけど、どうももどかしい。そういうわけで、


「ねぇ、浮き輪なくても足が届くんだから、
 ちょっと1人で泳いでみたら?」


と言ってみた。泳ぎ方は知っているし、顔だって平気でつけられる。でも、私から離れるのを嫌がるかな?と思ったのに。


「うん♪」


と言ったかと思うと、勝手にジャンジャン泳いで行ってしまった。スイミングの時は深いプールで泳ぐので浮き輪が必須。だから、浮き輪なしで泳ぐのは今日が初めてなのに、ぜんぜん気にしないみたい。むしろ、自由に泳げて楽しいくらいらしい。息継ぎは出来ないので面かぶりのバタ足で4メートル。休憩することもなく、どんどん泳ぎまくる。


「ぼく、泳げた!」


という自信マンマンな表情で、何度も何度も泳ぐ。赤ちゃんの時、プールサイドに降りた瞬間にギャーギャー泣いてた姿とか、水がつくたびにゴシゴシと顔をこすっていた姿とか、飛び込むのが怖くておどおどしていた姿とか、そういうのを思い出しながらサトルの泳ぎを見てたら、ちょっと感動した。


「すごいね!泳げるんだね!
 スイミングやってて、本当に良かったね!」


と誉めまくったら、サトルはニカッと笑って嬉しそうだった。今シーズン、あと何回かプールに連れて行ってあげようと思った。(私はほぼカナヅチだけど)