立川で、こぼす

今日は、クマプーと私のカバンを買うために久々（かな？）に立川へ。思っていたよりもムシムシしていたけれど、それでもこの時期にしては涼しかったのでまぁヨシとしよう。

クマプーは、欲しいもののビジョンがはっきりしているので、意外と簡単に買い物終了。私は、グダグダと決められないタイプなので、これだという出会いがないとずっと買えない。というわけで、サトルも疲れてきたので、みんなでちょっとお茶でもしようかと、とある店に入った。まぁ、日曜だし、どこも混雑していたのだが…私たちが入った店も混んでいた。私が注文している間に、クマプーとサトルで席を取りに2階へあがったのだが、空席なし。でも、1階に居ても立っている場所もない。なので、2階で待つか…と、飲み物を持って上へと移動した。

クマプー、サトル、私の順番で昇って……最後の1段が足が上がりきらなかった私。両手の飲み物を、思いっきり床に叩きつける形で転倒。その反動で、宙に舞うコーヒーとカフェラテが私の顔と洋服にバシャーン。もう、ぜんぜん、どうしてこういう状況になっちゃってるのか自分でも分からないんだけど、とりあえずグラスが割れてなかったし、サトルにもぶつからなかったのでＯＫという判断をしていたと思う。

えー、とか、イヤダー、とか、「自分のせいなのに他人事」な言葉を発しつつオロオロ。お店の人が、全部拭いてくれて、新しいのをお持ちしますのでお席でお待ちください…とか言うんだけど、待ってる場所なんてない。結局、テイクアウトにしてもらおうということにして1階に戻ったんだけど、飲み物を作る場所には「こぼしたので新しいのをくれ」という連絡はまだ届いてなかったらしく、どういう行動をとっていいのかぜんぜん分からない状態。最終的には、その場にいるのも苦しい感じがして、

「こぼしたのはうちのせいですから、新しいのも、返金も不要」

と伝えて店を出た。その頃、やっと足が痛いなぁとか、どうしてあの場面で転んだんだろう？とか、思ったり。クマプーの新品のカバンが入った袋と、新品サンダルを履いた足にコーヒーをかけていたことに気づいたり。もう、すべてがイヤになる。このまま、私のカバンなんて買わないで帰ろうぜという気持ちでいっぱいになる。サトルはサトルで、どうして店でジュース飲まないの？と怒ってるし。もう、どんより…。結局、自動販売機で家族3人立ち飲みだよ。

その後、気を取り直して、良いカバンにめぐり合って帰ったのだけど、どんよりした気持ちはなかなか晴れなかったよ。大人になってから、転ぶこと自体が殆どないのに、何故あの状況で転んで、ぜんぶこぼしたんだろう？もう、ヤダー。