雪中キャベツ

我が家で鍋をする時は、キリタンポ鍋・キムチ鍋などのほかに、水炊きがある。水炊きとは言っても、水から炊くわけじゃなくて、何時間も鶏がらでスープを取って作るんだけどね。これが、めちゃくちゃうまいのだ。時間をかけた分だけ、おいしいものができる。しかも、シンプルな材料で。もしかしたら一番高いのはガス代？(笑)

その鍋に必要なのは、キャベツ。気づけばキャベツを１玉食べられるんじゃないかと思うくらい。白濁するまでになったスープが、キャベツに絡んでいいのだ。豆腐もいいのだ。ほかにはニンジン
しいたけ・鶏肉くらいしか入ってない鍋だけど、最後におじやにしちゃったりして、最後の最後までおいしい。一緒に飲んだのは「久耀（くよう）」という焼酎。珍しく焼酎なんか飲んでみた。うん、良い匂いだった。気づけば３人で飲みきった感じ。

今回は、もはや鍋のメイン食材となったキャベツを秋田から取り寄せての鍋。朝から雪が積もっていて、もしかして宅急便が来なかったりして？とドキドキしていたけれど、無事に夕飯に間に合うようにキャベツが到着。無農薬の雪中キャベツ。雪の中から収穫されたもので、生でもほんのり甘く、煮込むと更に甘味が増す。これじゃなくっちゃね〜と、友達も呼んで鍋。家中を鶏くさくして鍋。食べた後は、大満足。たくさん食べたけど、ほとんどがキャベツと豆腐なので、ヘルシー。コラーゲンたっぷり！

ちなみに、購入したのはこちら。
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寒締めホウレンソウも、全然えぐみがなくて、甘い。しかも柔らかい。そして、おいしい。子どもは正直だから、おいしいものはバクバク食べる。サトルは、葉モノは時々残したり、小さくしてあげないとダメな場合もあるんだけれど、キャベツもホウレンソウも、単なるおひたしなのにたくさん食べる。ホント、おすすめ。

＊鍋の作り方＊
スープの材料
鶏ガラ （うちは3羽分用意したけど、ホントは5羽くらいがいいかも）
酒・だし用昆布・塩

具の材料
鶏肉（骨付きでも、普通のでも） キャベツ（たくさん） 大根　にんじん 豆腐　しいたけ
まぁ、鍋の材料になりそうなものなら魚介以外なんでも。
我が家はネギ嫌いが居るのでネギはナシ。

大きな鍋にお湯を沸かし、沸騰したら鶏ガラを入れる。再度沸騰したら鍋から上げ、水洗いして血合いや汚れを取る。 ５リットルの水にガラを入れ、ひたすら強火で炊く。アクはきちんと取ること。

鶏肉（具材）を別の鍋で霜降り程度に茹で、再度、ひたひたの水と酒と昆布、塩を加えて加熱する。沸騰してから20分ほど茹でつづけ、その後、肉は取り出して冷ましておく。茹で汁は取っておく（後で、鶏がらスープに足すので）。

煮詰めた（２〜3時間）鶏ガラ入りのスープにｍさっきの鶏の茹で汁も加えて更に炊く。お玉でつつくと、鶏がらがかなり崩れる。砕いていくと、スープがどんどん白濁して「トンコツスープ」みたいになるので、どんどん砕きまくる。

適度に煮詰まったところでスープを漉して、鍋の準備。後は、鍋にスープを入れ、普通の鍋料理のように具材を入れてキャベツがクタクタになったら食べる。うちは味ポンで食べて、スープそのものには味はつけていない。おじやを作るときはタマゴを入れ、塩味をつけておしまい。