だんの生活(リターンズ?)

お酒はたしなむ程度にしたいアラフィフです

ボランティア

ちょっと、興味があってボランティアの見学に行ってきた。ボランティアと言っても、老人福祉や障碍児支援などではなくて、「外国人むけの日本語教室」の講師のボランティアだ。韓国語を教わっている韓ママが通っている教室で、日本語を学びたい外交人が月300円で通っているそうだ。安っ!


教室の存在は、韓ママから聞いて知っていたし、サトルのクラスのママさんが講師のボランティアの見学をしている話も聞いた。そして私自身が韓国語を勉強し始めて、他の国の言葉って難しいと実感した。英語の教員免許はあるけれど、それを生かす場所はない。だけど、日本語を外国人に教えるとき、少し英語(もしかしたら、韓国語だって身につくかも?)が使えれば役に立つこともあるかも知れない。そんな風に思ったのだ。日本語を勉強している姿に刺激を受けて、私も韓国語をがんばれるかも!(←考えが甘すぎ?笑)まぁ、そんな動機で見学してきた。


今日は、日本語教室の開設当時から指導者をしているという70歳の女性の指導を見学した。教室は、基本的に指導はマンツーマンで行われているので、責任重大!って思ったよ。日本語のテキストを使って、「助詞」などの勉強をしていた。


A:すてきなカバンですね。誰に貰いましたか?
B:はい、大学に入ったとき、姉もらいました。


A:一人で来たんですか?
B:いいえ、佐藤さんつれてきてもらいました。


こんな、私にとっては何の変哲もない文章。それを、いろんなパターンに言い換えるんだけど、生徒である韓国人の女性はとても苦しんでいた。「○○したとき」とか、「姉に○○してもらいました」って言葉を普段あまり使わないみたいだ。どちらかというと、「姉が○○してくれました」と言う話し方をしているらしい。そこで70歳指導員さんは、

「日本人は、相手のことを敬ったり上に持ち上げた話し方が好きです。
 だから、「〜〜してくれた」より「〜〜してもらう」という文章を
 使うことが多いんですよ。ちなみに、お給料などの場合は「会社にもらった
 ではなく、「会社からもらった」と言う言い回しが正しいです。」

と言っていた。……そ……そうかな?とちょっと自分の生活を振り返ると、自信がない。それだけ、私の普段の日本語が乱れてるってことなのかも。これは、人に教えるにあたって自分の日ごろの言葉遣いを見直さないとダメかもなぁ・・・・・・。いつまでも、こんなガチャガチャした話し方じゃダメなのかもなぁ……。


ちなみに、日本語の指導ボランティアの方々は、みなさん年齢が私の母よりも上って感じがして、かなりきれいな日本語を話されていた(←ちょっと敬語とか使ってみる)。私、大丈夫かなぁ?(汗)