だんの生活(リターンズ?)

お酒はたしなむ程度にしたいアラフィフです

 保育参観日

今日は、クマプーも一緒に保育参観に行くことになっていたので、サトルはちょっと興奮していた。なんとサトルはお当番さん(日直)らしく、登園すると先生にお当番さんの目印アップリケをつけてもらっていたよ。心配していた台風もそれ、天気も少し雨がぱらつく程度だったので良かった!


みんなで園庭に出て、子どもも親も一緒に体操をして。それからゲーム。今回も「おかあさんはどこだ?」ってゲームをやって、サトルは私とクマプーを必死に探して、見つけた瞬間に笑顔でクマプーの腕に向かってジャンプしてきた。子どもって、本当にお父さんとお母さんが好きなんだな〜と思わせてくれるゲームだと思う。その次は「電車リレー」。フラフープに子どもが入って前を走り、親はフラフープをつかんで電車になってリレーをするのだ。サトルはクマプーと一緒にリレーに出て、あまりにも早く走ろうと頑張りすぎてどこに戻ってきていいのか方向を見失っていたけれど、とても楽しそうだった。


外で体を動かした後は、教室の中に戻って、歌ったり、自己紹介をしたり。ほのぼのと時間が過ぎていったのに……一番最後にやったのは、とても大変な作業だった。親は立ったまま二列に並んで向かい合って手をつなぎ、その上を子どもがウルトラマンのようなポーズで進んでいくのだ。もちろん、子どもが自力で進めるはずもないので、親が腕を上下させてポンポンと弾ませて前進させたんだが、それがキツイキツイ。みんな、汗だくである。うちは夫婦で参加したのだが、夫婦で来たのにママだけが参加の人が多いこと…。

「おら、おやじども!はたらけ!」

と、私が心で叫んだのは言うまでもない。まったく、何しに来たのよ…!

みんな、相手が男の子だと激しく弾ませて(思わずどこかへ飛んでいってしまうくらい)、女の子だと優しい扱いにしているのがちょっと面白かった。指示があったわけではなく、自然にそうなっているんだもの…。


ゲームが終わり、帰りの準備をして、歌を歌い…後は帰るだけ!と思っていたときのこと。
「さ、お当番さん、じゃんけんね」
と、サトルともう一人のお当番さんがじゃんけん。サトルはおそだしで負け。すると先生が
「じゃ、負けたサトル君のお母さんに、紙芝居を読んでもらいましょう」
なんて、恐ろしい発言をしたのだった。おかげで私は、見たことも聞いたこともない、分厚い紙芝居「ロボット・カミイ」を手渡され、25人の子どもの前で訛りを隠して読むハメになった。それがまた「途中で主人公が死ぬ」というお話で…どんなテンションで読んでいいのか全然分からず、初めて読むにしては非常に難しい内容だった。


先生、もっと楽しい内容にしてくれよ!


なんて私の心の叫びは訛りと共にひたすら隠し、読みつづけたのだった。途中、ふと顔を上げると、みんなものすごく真剣な顔で紙芝居を見ており(聞いている)、面白いのかイヤなのかつまらないのか全然分からなかった。より一層読みづらくなった私。結局、途中で何度か
「あぁ、これは絶対に秋田の発音」
という読み方を披露しつつ紙芝居は終了。参観日の記憶は、サトルの頑張りよりも私の頑張りがより濃く残る感じになったのだった。


さぁ、参観日が終わったら、そこからが長野へGO!クマプーの車仲間のオフ会となるのだが、それはまた、別のお話。