だんの生活(リターンズ?)

お酒はたしなむ程度にしたいアラフィフです

参観日

今日は、幼稚園の参観日だった。クマプーは残念ながら仕事で参加出来ず、私一人で参観となった…でも、毎日送迎しているし、こっそり覗いたりもしているので、なんとなくワクワク感のない状態で参観スタート。


最初は、園庭に出てみんなで体操をしたり「狼さん今何時?」って遊びをやったり、親も子もワーワーキャーキャー。3学年が親も交えて園庭に出ているのだから当然だけど、体操の音楽もよく聞こえなくて、どんな歌にあわせて行っているのかはっきりわからなくて残念。みんなは、意外と大人しく体操していたんだけれど、サトルだけが「体操にないポーズ」を途中で何度もビシッと決めていたりしてかなりヘンテコだった。さすが、サトル。


その後、教室に入って「せんせいおはよう」の歌を歌って、出席を取って、それから作業業に入った。たった一ヶ月ちょっとしか経っていないのに、子供たちが入園式よりもぐんと成長しているのが良く分かった瞬間だった。ちゃんと先生の方を向いて話を聞き、ちゃんと言葉に反応し、先生がテーブルを並べて座る場所を示すと自分の分のイスを取りに行って所定の位置に座って全員が終わるのを待っているのだ。びっくり!


今日の作業は、「クラスの当番表にある自分の名前を、文字が読めないお友達のために目印シールで飾りましょう」というもの。サトルの目印は「バス」なので、いちいち
「これは路線バス?これは路線バス?」
とシール一枚一枚について聞きまくり作業が進まない。あまりの遅さに、サトルの周りだけがスローモーションになっているみたいだった…。終わった子はお母さんと一緒に絵本を読んで待ちましょうね♪という先生の指示が気になるらしく、絵本を読んでいる子を見つめていたり、シールをあえて両手交互に剥がさないとダメだったり…私は、奥歯をギリギリ言わせてしまいそうになっていたよ。ふと見ると、サトルのほかにもう一人遅い子がいて、その2人が飛びぬけて遅いという状態だった。

冷や汗のでるような思いで作業タイムが終わり、親子でちょっとしたゲームを教室で行い、楽しい時間を過ごした。そこからは、「おかえりのおしたく」タイム。子どもがトイレに行ったりカバンを準備したりして、全員そろって紙芝居タイムになるまで30分くらいもかかったんじゃないだろうか?年少の先生は大変だなぁ…。やっと落ち着いところで「さようならのうた」を歌い、やっと一日がおしまい。殆どがトイレに行ったり準備したりする時間なのね……。半日保育の日は殆ど何もせずに終わるのね……(笑)でも、子供たちがものすごく成長していて、ちょっとウルウルした。


みんなが帰って落ち着いた頃、先生にちょっと話を聞いてみた。サトルは、いつもあんな感じで遅いんですか…?と。すると、
「トイレやお弁当などの日常生活は問題なく、むしろ早いんですが、
 作業に関しては腰を据えてじっくりやりたいタイプのようです。
 でも、絵が上手ですよ。ベクトラ…って、おうちの車ですか?
 いつも、ベクトラの絵を描いたり、ブロックで作ったりしてますよ。
 お友達ともおままごとをしたりして遊んでいますよ。」
とのことだった。先生には、
「こだわりが強くて、ご迷惑をおかけすると思いますがよろしくお願いします。」
と言って帰って来た。


教室にあったサトルの絵は、確かに我が家の車の絵だった。グルグルとかドカーンという絵が多い中、はっきりと車だと分かる絵はちょっと嬉しかった。他のお母さんにもいっぱい誉めてもらったし。サトルは行動はちょっと遅いけど、絵が上手だし、ご飯もたくさん食べるし、がんばっているんだな〜。参観日って、いいなぁ。