だんの生活(リターンズ?)

お酒はたしなむ程度にしたいアラフィフです

鉄分補給

長野滞在二日目。

サトルの
「でんしゃにのるーー、サトルがのるのーー」
という泣き声目覚ましにて起床。あと一時間寝られたのに…!という気持ちで、二度寝・三度寝でウトウトしていたが、諦めてサトルもシャキリと起こし、行動開始。デカレンジャーの最終回もきちんと見て、次回から放送予定の「マジレンジャー」という名前にさんざんケチをつける私とクマプー。朝から毒舌である。

朝食も「おいまつえん」にて。朝は、ゴマ食パンとくるみ食パン(自家製)、ミネストローネ、フルーツヨーグルト、コーヒー。ゴマ食パンは私も一度チャレンジしたことがあるのだが、フランスパンタイプにしてしまったのであまり好みではなく・・・その後作っていなかった。でも、今日食べて見たらグー。気にいった!ぜひ、帰ってから自分でも作ろうと心に決める。

サトルは、朝から元気で、寒いのに「庭の鯉を見る」と食前・食後に外に出て行った。ちなみに、転んで号泣して戻ってきた(こうなることは分かっていた、外は氷がある場所もたくさんあったのだから…)上着も着ないまま。風邪…ぶりかえしませんように。サトルが居ない間、私・クマプー・知人夫婦で、今日の予定を考える。私たちはスキーをする予定だったんだけれど、気づいたら「鉄分補給」することに話が動いていた 。(「鉄分」とは「鉄道成分」であり、サトルにとっての栄養分だ)。碓氷峠というところに「鉄道文化村」という場所があり、そこにはかつて実際に使用されていた車両などが青空展示されていたり、ミニSLが走っていたりするらしい。前からチェックしていて、連れて行ってみたいなとは思っていたものの、
「よし、鉄道文化村に行くぞ!」
と、早起きして長野方面に来るほどじゃないしなぁ〜って感じだったので、みんなで行ってみる事にしたのだ。スキーをしたかったクマプーには申し訳ないけれど。

佐久から、猛烈なくねくね峠道を取ったその先に、「碓氷峠鉄道文化村」はあった。駐車場の目の前が駅、そしてその駅の前に昔使われていた「あさま」車両(現在は新幹線の名前になっているけどさ)が置かれて自由に近づけるようになっていたので、一気に高まるサトルに鉄心。
「なかにはいりたいよーーーー」
と、いきなりごねている。

…無理です。それにしても、電車ってでかいのね。いつもはホームに乗って見ることが多いから、実際に車輪部分からサトルを比較してみると、その大きさにびっくり。

中に入ると、機関車がメインなので…結構マニアックな香りが漂っているので、大人は「ちょっと困ったなぁ」なんて顔になってしまった。でも、子ども達は大喜びで走り回り、運転席に乗り、大変満足げ。サトルは、正月に電車の運転ゲームを買ってもらったことにより、運転席が嬉しくて仕方ない様子だった。あぁ、こうやってどんどんディープな世界に入って行ってる(行かせているのは親のせいだけど)気がする。でも、車両の実物が置いてあるのだから、やはりマニアにはたまらん!って感じなのだろうし、子どもだって普段近づいたら危ないモノにどんどん触れられるのだから興奮するんだろうなあ。

ある程度車両を見たあとは、ミニSLなどに乗車。


乗っている最中は、イマイチ楽しくなさそうにしていたサトル。なんだよ〜せっかく乗ったのに〜と思ったら、蒸気(煙)がやはり本物なので匂いやら灰やらが飛んでくるし、運転手さんが居るせいで前は見えないし、で不満だったらしい。そして、本当は一番乗りたかったのは入り口すぐに置いてある100円のバッテリーカーだったらしく、
「乗ってはいけません」
と言ったら怒っていたよ。でも、本物見に来たのに、おもちゃの機関車トーマスに乗ってどうするのだ?そして、そのトーマスが入り口のメインの広場に置いてあるってのもどうなの?

ともかく、機嫌を直すために、今度はジオラマ展示へと急ぐ。秋葉原交通博物館でも同じようなものを見たことがあるのだが、それよりも人は居ないのでゆっくり見られて良かった。なによりも、進行がゆったりしていてサトルでもついていけるとことが良かったと思う。今回は、一番前に陣取って見ることが出来たよ。

なんにしても、鉄分補給はバッチリ。気づけばサイフの中身は3500円で栄養失調。え?どうして?4万持って出かけたこの旅、いつの間にそんな感じで使ってしまっていたの?宿泊費23千円・リフト代キッズランド使用料5千円・二日間の食費4千円・鉄道村2千円・土産1600円・風呂1000円……使ってるね(汗)。帰りの車の中で、スキーに行くたびにこんなに使ってちゃダメだ。もっと気軽なレジャーにしなくては、シーズン中に破産してしまうと、心の中に脂汗をかいたよ。宿泊費とゲレンデでの食事が浮くようにしなければ、我が家のスキー生活は終わってしまうよ…。明日からは検索・調査の日々だわ