だんの生活(リターンズ?)

お酒はたしなむ程度にしたいアラフィフです

土地

先週末(11/18)ちょっと気になっていたこの辺りでは格安の「○○1丁目」の土地を見にいってきました。



価格的には非常に魅力的。現在、古家が建っているのですが、それの解体費用を入れてもなんとかなりそうな、そんな土地だったので、ちょっといいかなと思っていました。小学校から徒歩5分以内、コンビニもすぐ近くにあります。ただし、狭いです。30坪ありません。駅からは結構な坂道(昇り)があり、自転車で毎日通勤するのには厳しいのでは?とも思いました。もちろん、スーパーも坂の下です。土地は袋小路の一番奥部分で、目の前の道は幅4メートル。近隣の奥様の話では、みんなバックしながら袋小路に入り数十メートルバックで走って車庫入れしているとのことでした。


クマプーがサトトンと通りすがりに下見→クマプーが不動産屋と一緒に見学(雨天時・午後)→私が自転車で下見・近所の奥さんの井戸端会議に入り込んで情報収集(晴天時・午前中)→不動産屋と一緒に家族で見学


こういう流れで、数回に渡り見にいってきました。クマプーは計3回。私は計2回。結論「安いには安いなりの理由がある」でした。東・北・南の3方向はすべて家が建っています。西側も4メートル道路を挟んですぐ家です。私が見にいった午前中は、二階にしか日があたっていませんでしたが、
「きっと、お昼くらいには1階にも日が射すんだろう」
と思っていました。が、18日午後2時くらいの時点でも、やっぱり二階にしか日があたっておらず、1階はひんやり。見えるのは隣家のトイレ・風呂側の壁。ここ一週間、雨など降っていないにも関わらず、庭はしめっていました。


この、周囲を家に囲まれた日が射さないリビングで昼間過ごすこと、更には一生住むことを思うと、若干ブルーになりました。もちろん、魅力的な価格です。私たちが探しているエリアではお目にかかれない金額…古家の中に入るまでは「ここでもいいかな」と思っていましたが、中に入ってみて「うーむ」とためらいが強くなりました。


その日は、私たちの希望でもう一箇所見にいくことになっていて、それは、「○○1丁目」の急な坂道を下ったところにある「○○3丁目」の土地です。そこも古家が建っているので解体費用は必須。でかい木もあるのでそれも抜かなくてはいけないでしょう。ここも30坪ない土地で、「1丁目」よりも価格は数百万円あがります。でも、南側は小さな川の遊歩道になっていて、まず建物が建つことはないでしょう。目の前の川はちょうど浅瀬になっており、夏は子どもたちの遊び場になっているようです。隣家のご主人(ちょうど外にいた)の話では、「子どもには良い環境。でも、静かに暮らすことは出来ないかな」とのことでした。北側は4m道路。東は空き地、西は隣家が建っています。


う…。
1丁目の陰鬱とした空気を体感した後では、この南側の景観と日当たりは魅力的に映り過ぎました。「安いには安い理由があり、高いには高いなりの理由がある」のですね…。スーパーも徒歩圏、ドラッグストアも徒歩圏、小学校までは700m(中学校は坂の上でちょっと遠い)。これまでよりも、高速のインターに近くなります。何よりも、サトトンが目の前の河川敷をテッテケテーと走り回って楽しそうなのです。頭の中に、明るい日の射すリビングと、外で元気に遊ぶサトトンの姿を思い浮かべてしまいました。


あぁ、まようーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。