だんの生活(リターンズ?)

お酒はたしなむ程度にしたいアラフィフです

うまくいかないもんだ。

年長になって、いろんなことにやる気マンマンで、頑張るぞーって気持ち一杯だったサトトン。でも、ちょっと最近、疲れが出たのかストレスが溜まってるのか…イライラしたり、ご機嫌ナナメだったり、すぐ泣いちゃったり…が多い。


年中の時に仲良しだったタカチャンと、年長でも同じで嬉しいね♪って言ってたのに、そのタカチャンが年長になってからイジワルになってしまったんだそうだ。サトトンの話では、タカチャンを筆頭にいろんなコがイジワルを言う…って言うんだけど、どこまでが真実なのかよく分からない。どんなことを言われるの?って聞いてみたら、
「サトトンとは遊ばない」
「サトトンは何にも知らない」
「必ず僕と遊ばなきゃダメ」
「タオルの畳み方がヘタクソ」
とか言われてるらしい。タオルなんて幼稚園で畳むことあるわけ?と、ちょっと怪しい部分もあるんだけど、いろんなことでやる気と自信を喪失しちゃってるようなのだ。


「何も知らない」なんてことゼッタイない!サトトンはいろーーんなことを知ってるじゃない!恐竜のこと、電車のこと、車のこと。絵本だっていっぱい読んでるし、お話だって上手だよ。サトトンが知っててタカチャンが知らないことだって、たくさんあるんだよ。もし今度何か言われたら
「だったらタカチャン、○○って知ってる?」
って聞いてみたらいいよ。私はそうやってサトトンを励ました。その時は、目を輝かしていたサトトンなんだけど、翌日またしょんぼりして帰ってきた。
「タカチャンに、お母さんから言われた通りに言ったんだけど、
 そしたら、”うるさい!”って鼻を叩かれちゃった…」
だって。そのほかにも、毎日「押された」とか「叩かれた」とか「○○って言われた」とか、しょんぼりな報告を受けていたので、


「どうなってんの!?」


と、先生に手紙を書いた。先生からの返事は
「ご指摘の内容は、私が気づいていない部分でした。
 少しの間様子をじっくり見て、解決できるように
 していきたいと思います。
 今日は、タカチャンとは遊んでいませんでした。」
だった。そりゃ、気づかないよ。ゼッタイ先生の目の前ではやらないことだと思うもの。それでも、仲良く元気よく遊んでいるように見えて、実はひどいことを言ったりしてる場合もあるので,先生も少しは見てくれるんじゃないかなって思いたい。


もともと、弟(2歳)のためにいろんなことをガマンさせられていたタカチャン、何かいたずらや悪いことをした時は
「てめぇ、ふざけんなっ!調子のってんなよ!」
と言う叱られ方が多くて、何が悪いか、どうしたらいいかを教えてもらえてなかったタカチャン。今、タカチャンのママは「切迫流産」のため絶対安静らしい。タカチャンも、ストレスが溜まっているんだとは思うんだけど・・・・・・それをサトトンで晴らしていいわけではないと思うし、身近な大人がやっぱりケアしてあげないといけない部分なんだと思う。


今日、帰ってきたサトトンに幼稚園での様子を聞いたら、
「あのね。タカチャンとは遊ばないことにしたの。
 だって、タカチャン変になっちゃったんだもん。
 変なお友達とは遊ばないの。今日はね、ケンちゃんと遊んだの。
 ケンちゃんと遊ぶと楽しいからね。」
と言っていた。サトトンなりに、自分を守る方法も学んできたらしい。ちょっと成長かな。