韓国料理教室

今日は、私の韓国語の先生（以下・韓ママ）に誘われて「韓国料理教室」なるものに出かけた。と言っても、韓ママのご主人（牧師さん）の仕事関係の人たちが韓国からボランティアで日本に来ていて、そのついでに韓国語を習っている日本人と交流を深めて帰国するというのが主目的。

そういう人々が料理の先生なので、別に料理の専門家ではない。それがゆえに、準備も段取りもすべていけてない状態で、しかも、来ている日本人は「おばちゃん⇒おばあちゃん世代」。つまりは「ヨン様おっかけ世代」な人たちばかり。

私が振り分けられた班の居たオバチャンは、そりゃもう強烈で。韓国人の段取りをすべて無視してどんどん勝手に料理し始める。まだ話を聞いている段階でガンガン切り始め、ジュージュー焼こうとする。コチュジャンは、説明を聞いてないからドカンと入れて料理を真っ赤にさせ、私には「卵を取ってきて」「ボールが足りないから探し来て」と言って人を使いまくる。挙句、さっさと下ごしらえだけして

「いつも料理はしてるから私はいいの。あなたやってね」
と自分は座ってる始末。私、チヂミを10枚くらい焼くハメになったよ。いや、私だって一応毎日料理はしてますがね。とは言えないし。無言。試食は別室で…だったので、今度こそこのオバチャンと離れて食べてやる！って思ったのに、調理グループと同じメンバーで食べることになり、更にまったく日本語が話せない韓国女性も一緒のテーブルについた。どこに何を食べたか分からないまま、試食終了。

料理が終わった時には、調理ではなくて精神的な疲れがどっと出た。他のグループからは笑い声も聞えていたのに、うちだけ殺伐としていたからなぁ。あぁ、せっかく楽しもうと思ったのに残念。