サトル語録
普段は幼稚園に行っているので、あまりサトルの成長について記録することってあんまりない。でも、時々、猛烈にかわいかったりおもしろかったりすることを言うので、忘れないように記録しておくことにする。
ケース1
天気予報を見ていたサトルが質問してきた。
「おかあさん、にわかあめってなに?」
「時々、降ってくる雨のことだよ。ずっと降ってるのは違うの。途中からちょっと降るの。」
「ふーん。じゃぁさぁ。どしゃさいがい、ってなに?」
「ぬ?土砂災害?えええと、えええーと…」
4歳児に分かるように説明するのは、とても難しかった。でも、なんとか納得したらしくて、ニュースで土砂崩れとか川の水が溢れそうなのを見ると、
「おかあさん、どしゃさいがい、っぽいね」
とか、分かってるような口調でいう。その口調が、とてもおもしろいので、録画しておきたい気分。かなりナマイキだよ。
ケース2
久々に、風邪で病院に行った時。処方箋をもって薬局に言ったら
「ずいぶん大きくなったねぇ。すっかりお兄ちゃんだわぁ」
と、薬剤師のおばちゃんに話しかけられた。するとサトルは一言、
「ねんちゅう」
と発言。誰も聞いてないよ…と思っていたら、おばちゃんが相槌を打ってくれた。それに気を良くしたのか、
「4さい。オレ、もう、ほじょなし。スタンドつき。」
と、短文を連呼。4歳なら、もっと文章でしゃべったらどうだい?と、私は心の中でツッコミをいれた。おばちゃんが必要以上に感心してくれるので、サトル調子に乗り、その後も話しつづけるんだけど、短文&ぶっきらぼうな口調なので、私が補足説明をしたりしてなんとか会話が成立。その口調がかなり得意げで、やっぱりナマイキな感じだったで、録画しておきたい気分だった。
ケース3
先週末、急に雷が鳴り、雨が降り出した。激しい雷雨でドキドキしていたら、立川に住む友達から「今、雹(ひょう)が降ってるよ」とメールが来た。我が家の付近は雹は降っていなかったけれど、これから大きな雹なんか降ってきて、車の屋根がボコボコにへこんだらイヤだねぇ、とクマプーと私で話をしていた。そして、その5分後くらいに、やっぱり雹が振り出したので、家族3人窓に張り付いて様子を眺めていた。
サトルは雹なんて見たことがないだろうと思って、
「ねぇサトル。雹が降ってるよ〜。ほら、白い氷みたいだよ。
窓開けて外をみてごらんよ。」
と、窓を開けてあげようとすると、サトルがかたくなに拒否。せっかく開けた窓を即閉めて泣きそうになった。
「ベクトラ、こわれちゃうよー(:_;)」
私に抱っこされ、クマプーにも抱っこされ、半べそのサトル。その時は、氷が降ってくるのが怖かったんだろうとか、車に穴があくと思ったのねとか、そういう風に思っていたんだけど…。どうやらサトルは、クマプーと私の話を聞いていて
豹が降ってくる
と思ったらしかった。なんと、動物の方だった。……そりゃ…ヒョウが空から降ってきたら、車もへこむよね……窓も開けたらガオーって来そうで怖いよね…。おかあさん、ぜんぜん気づかなかったよ。サトルの小さな心臓は、さぞかしドキドキしていたことだろうなぁ。後から「ヒョウって、動物じゃないよ」と説明したら、やっとホッとした顔で納得していた。
4歳で、結構いろんなことも分かってきて、自分の出来ることにも自信満々なくせに、まだまだ赤ちゃんぽいところがいっぱいで、本当におもしろい。夏休み中は、そんなサトルをいっぱい観察することにしよう。