おもしろ単語

幼稚園に入る前は、「サ行」が「タ・チャ行」だったサトル。自分の名前だって「たとる」だったし、「おかあつぁん：おとうつぁん」は基本で、語尾は「やりまつ・できまつ」だった。それ以外は、基本的にはいい間違いはすることがなくてカツゼツはしっかりしているほうだと思う。それは明らかに間違ってるよ！ってのは「すぱでっきー」（スパゲッティー）くらいのもの。

４歳になった今では、会話もまずまずしっかり出来るようになってきて、「とりあえず」とか「しかも」とか、そんな言い回しまでしちゃうようになった。全部、私やクマプーの口調なのだろうけれど……。そんなサトルだが、最近は「言葉」そのものの響きや意味なんかにとても興味があるらしくて、いろいろと彼なりに考えていることが判明。でも、そこは４歳児。へんな時はとてつもなくヘン。

今朝、パンを食べながら。

サ「ねぇねぇ、おかあさん」
団「なぁに？」
サ「このあいだ、よんどいっち、たべたよね〜」
団「なに？よん？よんどって、なに？」
サ「えーっっとねぇ、さんどいっち」
団「あぁ、サンドイッチのことかぁ！(笑)」
サ「さんこだから、さんどいっち。よんこはぁ、よんどいっち、ごどいっち、ろくどいっち…」
団「………(^。^;;食べた数じゃないと思うよ……」

幼稚園に行く準備中のこと。

団「じゃ、靴下履いて、スモック着て」
サ「（しばし沈黙）……
　　
　　　……こーかさす　すもっく…！」

団「…こ…コーカサス？ずいぶんと黒光りした感じになったもんだね…」

私の頭の中には、コーカサスオオカブトムシが。

そして、クマプーの頭には「光化学スモッグ」が。多分、サトルは「スモック」と「光化学スモッグ」をかけたんだと思うんだけどね。あまりにも唐突だったので、私もクマプーもオオウケ。サトルが言ったら一生懸命で笑っちゃうけど、オヤジが言ったら笑えないよね。