ゆきあそび
父が、午前中のうちに羽田に向かい、夜にはオーストラリアに向けて機上の人となる。
朝早くから持ち物の最終チェックをし、あーでもないこーでもないと落ち着かない様子だった。でも、出かける一時間前にウトウトしてたり、出かける直前に
「ねぇ、正露丸は持った?」
という私の一言に動揺して慌ててラップに包んで出かけたり(においそう…)と、そんな感じで出発していった。残された私・サトル・母の3人は、ドタバタした空気から一転ヒマをもてあました。
でも、久々に雪が降ったので、外で遊ぶことに決定。庭に坂道を作って、そこでソリ遊びをすることにして、まずは私が庭で黙々と作業。どうやら坂っぽいものが出来たところで、サトルと母が出てきて手伝ってくれた。でも、庭の雪だけでは足りないので、玄関やら家の前の道路やら裏山やらからかき集め、なんとかスイスイとすべる坂が完成した。
せっかく坂道が出来たのに、サトルってばソリ遊びよりも雪運びの方が楽しかったらしくて、何回か滑っては雪を集めてそりにのせて登場したり…とりあえず、雪のある生活を満喫しているようだ。今はこんなにインドア生活な私だって、子供の頃は長靴の中に雪が入ったり、しもやけになったりしても外に出てかまくらを作ったりソリ遊びしたりしていた。やっぱり、子どもは外で遊ばなきゃね。でも、付き合ってる親はとっても寒いよ(泣)